フィリピンからこんにちは。マグダレナデザインのオオサワヨシオと申します。
出版社編集・制作部勤務、NGOの広報担当などでWEB・DTPデザインを経験後、NGOの起ち上げと初期フェーズの運営の後、今はフィリピンでダイビングリゾート(アニラオヴィラマグダレナダイブリゾート)の経営をしつつ、フリーランスWebデザイナーとして活動中です。
出版社時代は人権問題を主に取り扱う出版社、明石書店で、学生時代から関わってきた在日外国人の人権問題や国際結婚に関する本、大学時代に師事した恩師片倉もとこ先生の影響で『現代イスラーム小事典』などの宗教もの、国際理解教育学会との関わりや得意の英語を生かして、開発学の古典、ロバート・チェンバース著『参加型開発と国際協力』の翻訳校正と編集などを担当しました。
LC520時代からのMacとの付き合い経験を買われ、Macによる社内DTP用器材の購入とセットアップを担当したことをきっかけに制作部の装丁デザインも手掛けることに。Mosaic時代から触れていたHTMLの知識で社用Webページのメンテナンスも担当したことが、今にいたるWebのお仕事の始まりです。
NGOについては、高校生の時にピースボート(最初は大学生が企画した平和問題に取り組むクルーズでした。それの第一回世界一周の、長崎からインドのムンバイまでフィリピン経由で勝手に延長した冬休みで参加)に乗ってから、世界の様々な出来事に関心を持つようになり、西城秀樹の歌で有名なYMCAのワークキャンプで、吹き上げる排気ガスと路上の物乞いが印象的だったフィリピンを再訪。甘えた考えにガッツリ喝を入れられて、知識を人の役にたてる生き方をしたいという思いにいたりました。
その時の仲間と一緒に、自分を叩き直してくれたワークキャンプを行いながら、フィリピンやカンボジア(今では後輩がマレーシアとも)の青年や子ども、障害者との交流を行うNGO(特定非営利活動法人Caring for the Future Foundation)を設立。NPO法人格の取得などの行政手続き、助成金の申請と報告、同団体初の有給スタッフとして経理から広報、ワークショップのファシリテーターまで「何でもやる」を実践しました。
同団体離任後、ワークキャンプ運営の間に初めてハマっていたスクーバダイビングのインストラクターとしてダイビングリゾートの運営に関わるようになり、同リゾートのWebページ刷新や、提携した日本の旅行会社への広告用写真の提供を担当。この辺りから本腰でデジタル一眼レフの世界へ(出版社時代は、上司の編集長が京セラカールツァイスのフィルムレンジファインダー機を使っていて、それ以来のZeissレンズユーザーでした)。
コロナ禍が始まる5年前にダイビングリゾートとして独立、エリア内日系店でも上位の盛況ぶりを経験しましたが、コロナで失速。今はマニラ在住の日本人ダイバーさんを主な対象として、週末を中心に営業しています。
在フィリピン18年にいつの間にかなりました。日本語、英語、タガログ語ができます。趣味は下手の横好きのトランペットを海に沈む夕日に向かって吹くこと。
経歴上得意な分野は、教育、福祉、国際協力、NGO・NPO、哲学、宗教(自身クリスチャンですが、お釈迦様の教えや、ヴィパッサナー瞑想もラヴ)、フィリピン情勢・ライフハック、マンガ、ゲーム(ファミコン登場世代で、ゲーム機とともに成長し、視力も低下)です。ウェブデザインとは関係ない「今のフィリピンどうですか? 移住してみたい」などのご質問も大歓迎です。
変?な経歴のWebデザイナーですが、どうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m